演奏会予定
Autumn Concert 2024
終了いたしました。
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2024年11月2日(土) 18:00開演 17:30 開場
埼玉会館大ホール
指揮:田中 元樹
ソリスト:寺野 帆南(ヴァイオリン)
曲目
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 作品84
指揮者 : 田中 元樹
Motoki Tanaka, conductor
福岡県出身。4歳からスズキ・メソードにてヴァイオリンを始め、上田英行氏に師事。8歳の時にイタリア、スペイン、ドイツにてソリストとして演奏。ノーステキサス大学音楽科にてヴァイオリンと作曲を学ぶ。バークリー音楽院作曲科映画音楽専攻卒業。奨学金を得てボストン音楽院指揮科修士課程にてブルース・ハンゲンに師事し、2年間アシスタントを務める。
2007年『ボストンストリングプレイヤーズ』(認定NPO法人)を創設し、8年間音楽監督を務め、指揮者/プロデューサーとしてボストン各地にて演奏会を開催。2010年同団体がボストン美術館レジデントアーティストとなり、ボストン美術館レミスコンサートホールにて定期演奏会を開催する。クラシック音楽の愉しみ方を固定観念にとらわれることなく新たに探求し、新しい客層を得る事に成功する。
これまでにアメリカ、イギリス、イタリア、カザフスタン、カナダ、日本、ルーマニア、ロシア各国のオーケストラを指揮。2017年PRISMA国際音楽祭(加)にてアーサー・アーノルド氏(元モスクワ交響楽団音楽監督)のアシスタントを務める。翌年モスクワ交響楽団主催モスクワ国際指揮マスタークラスに招致される。
2020年『Neoclassical Collective』(新古典主義集団)を若手演奏家と共に立ち上げ、クラシック音楽の新しい手法を開拓する独自のコンセプトのもと演奏会を開催し、以後活動の場を広げる。
プッチーニ作曲オペラ「蝶々夫人」に引用された日本の歌を初めて西洋式五線譜に記し、日英併記で世界に紹介した『日本俗曲集』(三木書店1891年初版)の編著者で、第四師団軍楽隊の楽隊長や近衛軍楽隊長を勤め、明治天皇ご成婚25周年記念品を代表して贈呈するなど、宮内庁とも深く関わりのあった作曲家/指揮者の永井岩井が高祖父であることから、『日本俗曲集』の研究に取り組む。2023年『日本俗曲集』掲載曲をモチーフとした、小鹿紡作曲『弦楽オーケストラのための日本俗曲ファンタジー』の委嘱初演を指揮する。
ソリスト : 寺野 帆南
Hanna Terano, violin
3歳よりヴァイオリンを始める。現在、小学5年生。第16回全日本芸術コンクール 第2位、第42回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール 第4位、第33 回日本クラシック音楽コンクール本選 優秀賞などを受賞。令和5 年度には、ヴァイオリンの業績において新宿区教育委員会から表彰を受けている。ヴァイオリンソロだけでなく、弦楽四重奏、アンサンブル、オーケストラでの演奏も大好きで積極的に参加している。弦楽オーケストラと共演の経験はあるが、オーケストラとは今回が初めてとなる。ヴァイオリンを松井直樹 氏、奥村愛 氏、ピアノを佐藤ルリ 氏に師事。